セミナー情報 | 株式会社デリバリーコンサルティング

AIエージェント時代の意思決定変革 — 人的資本をデータ駆動で動かす『意思決定OS』と『MCPソリューション』の最前線

作成者: 管理者|3/10/26 12:29 AM

多くの企業はDX・AI投資を進めていますが、現場には2つの根本的な課題が顕在化しています。第一は「意思決定OS」の欠如です。前提の優先順位や達成基準といった意思決定の基盤が設計されていないため、判断が勘や感情に左右され、現場が停滞する事象が散見されます。テクノロジーは作業を軽減しましたが、逆に「判断」を重くしてしまうことがあります。第二は「情報のサイロ化とコスト増大」です。多数のSaaSやデータが散在する状況では、AIと統合する際のAPI開発コストやベンダーのロックイン、セキュリティ・ガバナンスの課題が、AI活用の足を引っ張ります。これらは単なる技術的障壁ではなく、組織設計やデータ利活用設計の欠如に端を発します。

本セミナーは、デリバリーコンサルティングの「意思決定OS」とhomulaの「AIエージェント実装」を解説します。データ活用を意思決定設計の核に据え、AIエージェントを活用した実務の自動化・高度化を組み合わせることで、意思決定の分散化と透明性を高め、現場の実行力を大幅に向上させます。

デリバリーコンサルティングからは、組織内で意思決定が偏りがちになる構造的課題を深掘りします。意思決定OSの欠如が現場の遅延を生むメカニズムを明示し、前提・基準・権限・情報・学習の5要素に潜むOSのバグを特定する実践的手法を提示します。いきなり全社の風土を変えるのではなく、特定の業務プロセス(採用判定・昇格会議など)から着手するアプローチです。データリテラシーの醸成と組織全体の意思決定力を向上させるロードマップを解説します。

homulaからは、AIエージェント実装の最新ベストプラクティスとガバナンス手法を解説します。

LLMの能力の飛躍的向上

多くの企業がLLMを「文章生成ツール」として過小評価しています。しかし現在のLLMは、手書き文字を含む請求書の読み取り・照合、複数SaaSをまたいだ業務処理、音声での即時応答まで、かつて「AIには無理」とされていた領域が実運用レベルで動いています。セミナー冒頭では実例を通じて「LLMの現在地」を体感いただきます。

実行基盤の進歩:LLMの能力を引き出す土台

LLMの能力を最大限に引き出すには、モデル選定に加え「実行基盤」の設計が問われます。コンテキスト肥大化・自然言語オーケストレーションの不安定さ・権限と監査証跡の不在が、PoCが本番に繋がらない構造的な原因です。「Tool Search」「コードベース実行」「Stateful Runtime」という設計転換と、MCP・Agent Skillsといった標準プロトコルの台頭により、拡張可能なアーキテクチャが現実的な選択肢になっています。

ガバナンス:組織にAIを定着させる設計原則

どこをAIに任せ、どこで人間が承認するか。機密情報の外部送信をどう防ぐか。誰が何をAIに指示したかをどう記録するか。これらは技術ではなく業務設計の問題です。ガバナンスを後付けにするから情シスの壁にぶつかる——承認境界と監査設計を最初から組み込むことが、AIを「動くデモ」から「再現可能な業務基盤」に変える唯一の道です。

 

対象者

  • 企業のDX推進責任者
  • DX推進室長
  • 経営企画責任者

こんな方におすすめ

  • AIを導入したが、業務効率化や意思決定の迅速化につながっていないと感じているDX推進担当者・責任者
  • 既存システム(レガシーシステム)とAIの連携に課題を感じているIT部門の方
  • セキュアな環境で、現場主体での「AI市民開発」を推進したいマネジメント層
  • MCP(Model Context Protocol)やn8nといった最新のAI技術トレンドの実践的な活用法を知りたい方