人的資本経営に取り組もうとする企業が増える一方で、現場からは次のような声が繰り返し聞こえてきます。
「重要なのは分かる。でも、結局“何から始めて、どう回せばいいのか”が分からない。」タレントマネジメントを検討しても、制度設計やツール導入、データ整備が先行し、実行フェーズで止まってしまうケースは少なくありません。人材データは部署ごとに散在し、更新は続かず、運用は一部の担当者に依存する。
その結果、育成・配置・抜擢・評価といった意思決定が変わらないまま、取り組みが形骸化してしまいます。この停滞の背景にあるのは、体制やリソース不足ではありません。
多くの企業で起きているのは、
・判断が特定の人に集中する
・データはあるが、意思決定に使われない
・決めたはずのことが現場で実行されない
といった状態です。
これらは個人の能力や意欲の問題ではなく、「どう決め、どう動くか」という組織の意思決定の仕組みが整理されていないことによって起きています。優秀な人材やDX投資があっても、この土台が曖昧なままでは、実行力は高まりません。
本セミナーでは、人的資本経営とタレントマネジメントの基本構造を整理したうえで、制度や仕組みの整備で止まってしまう理由を「意思決定の構造」という視点から読み解きます。
さらに、わずか10分で自社の意思決定のクセや構造的なボトルネックを可視化する「意思決定OS診断ワークショップ」を実施。自社がどのタイプにあるのかを把握することで、
・DXやAI活用が進まない理由を構造として捉えられる
・経営と現場で共通の前提を持って議論できる
状態をつくります。
DXやAI導入の前に見直すべきものは、ツールやデータ基盤ではなく、組織の意思決定のあり方そのものです。本セミナーでは、データドリブンの考え方とデータリテラシーエンジニアリングの視点を交えながら、人的資本の取り組みを整備で終わらせず、運用につなげるためのポイントをお伝えします。